受験生に英語を教えていると、
中2の英語がすっぽり抜けているということが、
まあ〜よくある。
そんなんやりました?
みたいな感じに
反応する子もいます。
いくつか理由が思い浮ぶけども・・・
文法の「横のつながり」を意識するのが、
特に難しい気がします、中2の英語。
中1の英語は、
英文の中心部分である「動詞」の扱いが、
色々と出てきます。
be動詞、一般動詞の使い方を中心に、
can、命令文、疑問詞を用いる疑問文など。
英文を読むときに
必ず動詞の形に注目するから、
中1内容の英語は、
中2、中3となっても、ずーっと出続ける。
当然、触れる機会ありまくり、
=記憶に残る可能性も高まる。
仮にちゃんと勉強していなくても、
「聞いたことはあるわ」
くらいにはなるんですね。
一方で、
中2で習う文法は
英文の+アルファ要素という感じ。
いうなれば「おまけ」みたいな。
不定詞、動名詞、接続詞、比較の文など。
これらの文法は、
毎回登場するわけではなく、
特定の表現をするときしか使わない文法。
あればより幅の広い表現ができるけど、
なくても最低限の部分は伝わる。
なので、
動詞に比べると触れる機会が少ない
=記憶に残りにくいってことですね。
ちゃんと勉強してないと、
キレイさっぱり忘れます。
「聞いたことすらない」って。
中2の皆さん、
是非とも中2のうちに、
中2で習うことを身につけましょ。
必ずや後々の苦労を軽くすることができるので。
無駄な時間を減らせます。
中3の皆さん、
どれくらい中2内容を覚えていますか?
例えば不定詞の用法とか、構成とか、
むちゃくちゃになっていませんか??
いずれ授業でも扱いますが、
イマカラデモオソクナイ。
自身自身でも
どんどん確認して、
どんどん質問して、
どんどんできるようにしていきましょ!
どの学年でも、
質問は常にウェルカムです。
ではでは、
このへんで。